2016年8月2日
2015年8月24日
交野病院に行った帰りに郡津周辺をブラツイてみます。郡津周辺は東高野街道と市境歩きの時に歩いたくらいで、ほとんど分かりませんし、下調べもしていません。ただ、丸山古墳跡だけは行ってみたいと思っていたので場所は調べましたが、その他は下調べナシ、当日も地図ナシ、迷ったら私部を目指すということにして、行き当りばったりです。
歩いている時は、どこを歩いているのか、よく分からないのがほとんどで、帰宅してから地図を見て、ああここだったのか!と思い返す、その瞬間がおもしろくて、こういう遊びは昔からしています。あとで参照するために山旅ロガーは裏で動かします。カンニングはしません。
それでは。
◆弘法大師の常夜燈という
■丸山古墳が見えてきた
もっとも、古墳と言われているが詳細はまったく分かりません。2016年6月の交野市広報によると、「付近には丸山古墳をはじめ、地名に大塚や梅塚などが残ることから、巨大な古墳が複数作られたと考えられます。現在、同志社大学の研究室が調査を行っており、作られた当時の様子を探っています。」となっていました。


古墳?へ登る。この手作り感覚の階段はナントモ。

結構崩落も進んでいます。

大木の根本に双体仏。

お顔もほとんど判別できません。お参りはちゃんとされているようですが・・・

頂上はちょっとした広場になっていて祠がありました。全然分かりません。なお、裏手の斜面は崩落が進んでいます。

調査も入っているようなので、何か分かるとは思いますが、ちょっと手を入れたほうがよいのでは・・・いかにも修復しましたというような古墳公園はどうかと思いますが、崩落する前に何か手があるのではと思います。
■極楽寺あたりを迷いながら東高野街道
どこをどう辿ったのか?
なお、極楽寺とその周辺に石仏があるらしいのですが、当日はそんな情報もなく・・・

交野山が見える。よい目印になります。

見覚えのある街道にでました。東高野街道。以前はこの向う側(八幡側)からきたので、このお地蔵さんは見落としでした。

お顔がないようです。花台にも石仏が彫ってありますが、相当年季が入っています。

いったん、東高野街道を郡津へ。線路沿いの道を私部へ向かいました。


この日は私部から森、私市経由で帰りました。8km/3/5hで、なかなかのウォークでした。なお、一部の写真は8/24のものを使っています。同じ場所を通ったものですから。
■村野の妙見灯篭
8/24は村野をかすめてから帰ります。今回もいきあたりばったりです。
京阪線路沿いの水路

村野に入ってから京阪をくぐる

がらと川(この辺りは北川というようですが)を渡ったところに妙見灯篭がありました。結構な大きさです。東高野街道に入って星田経由で妙見さんに行ったのでしょう。私部-森経由でもほぼ同じような距離ですが。

■郡津徘徊
もう郡津に戻ってきました。見事な野原。耕作放棄地でしょうけど。こういう原っぱがほとんどなくなりました。あるとしたら耕作放棄地か開発待ちの更地。「野は交野」ということで、野原探しをしていますが、ほとんどなくて、記事にもなりません。

郡津五町目の石燈篭。弘法大師の常夜灯。
大峰山講のもので、文政13年、1830年の銘があるらしいですが、確認できていません。

「この付近で遊ぶな」と書いてあるけど、この脇をクルマが通るんでしょうなあ。「ぶつけるなよ」と書くべきかと。

入った路地が行き止まりになったり、かなりウロウロしています。ここはどこ?状態。

見えている屋根は極楽寺でしょうけど、よその家の玄関先に行ってしまいました。極楽寺の周辺に竹薮があって、石仏多数とあるのですが、どこがどこなのか?
ソースは、
http://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/hatuaruki11/index.htm
ようやく見覚えのある池にでました。東高野街道脇です。ダラ池というらしい。郡津は環濠集落だったので、その名残の池でしょう。
路地のまた路地。何が出てくるか、どういう景色に会えるかワクワクします。
はあ、ここらへんが交野郡衙跡か。後ろは明遍寺で、ここにも石仏多数らしい。
迷路は続く。
この後、免除川を渡ることになって、やっと現状確認できました。本日は、私部から天野川経由で帰りました。
郡津は古い環濠集落ですが、古いものあり、それに加えて新しい住宅もランダムに建っていて、地図ナシでは必ず迷います。しかし、その迷路っぷりがとてもおもしろい。時々遊園地で迷路を作っていますが、そんなものよりコチラに来たほうがよほどおもしろい。うまくいけば大きな発見もあるというものです。
また迷いにきます。しかし、歴史ウォークならば先達があったほうがよい。交野古文化同好会のサイトを熟読し、再訪しましょう。
http://murata35.chicappa.jp/rekisiuo-ku/hatuaruki11/index.htm
(とりあえず終り)
コメント